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「業種や職種を軸に、労働者を広く結集し、業界を相手に労働条件の向上を求めていく運動」を研究。

  








      

     ◆UP(2018.09.11)更新(2020.04.13)
◆更新(2020.04.13)

 ◆コロナウイルスの感染をさけるために日程を変更しました。
:韓国女性労働者の闘いに学ぶ――関西「業種別職種別ユニオン運動」連絡会第4回例会
・と き 2020年4月22日(水)、18:30~20:30
・ところ エル・おおさか 南 72


   

◆更新(2020.02.01)
関西「業種別職種別ユニオン運動」連絡会 第3回例会報告
◎「外国人労働者をいかに組織化するか―ゼネラルユニオンの組織化から学ぶ」
・基調報告:「外国人労働者の現状と問題点」(清水弁護士と中井弁護士から→技能実習生・入管法の改定の狙い問題など)。加えて、ゼネラルユニオン委員長 テソラット・デニス委員長から「外国人労働者の組織化とたたかい」の報告。
・と き:12月11日(水)午後6時30分、
・ところ:エルおおさか南101、大阪市中央区北浜東3-14。
・関西「業種別職種別ユニオン運動」連絡会第3回例会。


「業種別職種別ユニオン運動」研究会のページにUPしました。

 昨年12月11日、エルおおさかで開始された。
 最初に伊藤さんから主催者あいさつ。今の日本の企業別労働組合は労働組合でない。業種別・職種別で、そして産業別で組合を作っていく。つまり企業横断的な労働組合を作っていかない限り、労働者全体を代表するようなことはできない。そういう組織の芽が細々ですけれどある。それをみんなで共有し、どういう組合活動ができるかということを考えていきたいと発言されました。
 続いて導入報告として、「外国人労働者の現状と問題点」を中井弁凍土、清水弁錬士から行われました。

 この日のメインエベントのゼネラルユニオン(同じビルの2階)のテソラット・デニスさん(元英会話講師,現在専従書記長)の自己紹介の後、以下の報告がありました。
 ゼネラルユニオンの結成は1991年、上部団体は全国一般労働組合全国協議会、組合員の大半は教育関係で、非正規、9割が外国生まれで、組合員450名である。組織は、民間語学学校(英会話学校、教育委員会に派遣されている講師等)に5支部、大学・学校(私立・市立の小・中・高校で直接雇用、大学非常勤・常勤教師)に9支部、その他の企業に1支部で 関西に350名、東海に70名、関東に25名、その他で30名とのことである。組合員の90%以上は語学関係、90%以上の母国語は英語です。組合員は会社を退職しても、同じ業界の中で就職活動するので、組合貞として継続する場合が多い。中央執行委員会19名、各支部役員会、組合大会(代議員制)は年一回、各支部総会年一回、その他の支部会議となっている。チェックオフの職場が8つある。
 活動は、個人相談、団体交渉、個人メンバーの苦情処理、労働条件変更の事前協議、セクターのキャンペーン(例:全職場に対しての要求、組織化運動)、パーティー(飲み会、クリスマス、花見等)である。
 外国人労組は可能でもないし、目指す理想でもないと考えている。外国人労働者は独自の問題もあり、例えば、外国人技能実習生は解雇される以外は、その雇用主から離れることができないが、直面する問題の多くは日本人労働者が直面する問題と同じです。ある産業に精通している労働組合はその産業で働いている外国人労働者を組織できる可能性は大きい。外国人労働者が占める割合はわずかですが、外国人労働者だけで組織された組合は強くはなれなせん。
 ゼネラルユニオンのペルリッツやECCの支部はうまく成長してきている。この支部には日本人の組合員はいないが、外国人組合員が会社の「稼ぎ」の中心です。例えば大学でみると、日本人の先生達を組織できなければ賃上げなどの経済的な事求、大きな要求を実現することは不可能です。まだまだ「大成功」とまでには至ってせんから、新しい労働者を組織するために努力しています。組合員の大部分は他の産業に移って働くことはほとんどありませんから、同じ産業の中のどこで働こうが組合員であり続けます。ある組合員が英会話の会社を辞めても大学で英語教師になっても、その組合員はゼネラルユニオンの組合員としての権利を持ち続けます。
 ゼネラルユニオンの大学部門は、日本人を組織する、あるいは非常勤組合や大阪教育合同労組などの他の組合と共同して活動する以外に道はありません。国籍や雇用形態に関わりなく、全ての労働着を組織できる組合が我々の目指す目標です。歴史的に見ても、産業別に組織された組合は雇用形態や国籍には関係ないのが普通です。
 外国人労働者は多様で、実に様々な産業で働いています。他の国から来た労働者は同じ国から来た人達が働いている産業に集まる傾向があります。中南米労働者を金属関係の労働組合が組織したり、フィリピンからの看護師や介護士を医凍・介穣関係の組合が組織することは可能です。
 闘う労働組合は外国人労働者を組織するためには、どこで働いているかを調査し、労働者の関心事に対応できる組合を見つけ、労働者の権利だけでなく、自分の組合の成功実体験を多国語の情報をまとめます。外国人労働者のグループがある組合では、職場の問題に限らず住まい、税金、教育等についての相談を受け付けます。外国人労働者は今後日本で増えることになります。多数の日本人労働者を組織する計画なしに外国人労働者のグループだけを組織することはできません。
 ゼネラルユニオンとの共同の活動を考えるなら、「シノブフーズ」という会社にゼネラルユニオンのとても小さな支部があります(現在支部員は3名、かつて30名)。我々は教育産業の組織活動に忙殺されていて、この会社での組織化活動に人手を割けられないが、この会社とは優れた労働協約を結んでいます。チェックオフ、事前協議制、苦情処理制度、勤務時間内の団体交渉開催の権利などです。この会社では、製造部門で働く労働者の大部分はフィリピン、中国、ベトナム、中南米の人達です。多くの食品加工会社ではこうした国々からの労働者が働いているのです。この職場で共同して組織化をやってみませんか。
 やり方を学ぶ一番の方法は「やってみる」ことで、私の話を聞くことではありません、と。(出所:「管理職ユニオン・関西機関誌」273号)

  




◆更新(2019.12.02)

   △facebook発信
    https://www.facebook.com/photo.php?fbid=2429913787119016&set=a.337677229676026&type=3&theater  

◆更新(2019.08.05)

   「▲△岩佐資料室▲△」のご案内
     http://iws1970.web.fc2.com/





 ◆更新(2019.03.18)




 ◆更新(2019.03.06)+(2019.05.22)

    「関西管理職ユニオン機関誌」(2019.2、62号)に掲載。 「関西管理職ユニオン機関誌」(2019.3、63号)に掲載。


 昨年12月18日、エルおおさかで「業種別職種別ユニオン運動」連絡会が発足しました。東京では関西生コン型労働運動の普及を目指して、2017年の6月に「業種別職種別ユニオン運動」研究会としてスタートしています。
 関西では、生コン業界で中小企業との「一面闘争・一面共闘」路線の下で、セメント独占やゼネコンとの対等取引の実現に協力してきた連帯ユニオン関西生コン支部が存在しています。その関西生コン支部が権力弾圧下にあるなかでの発足となりました。中井弁護士の司会で始まり、準備会を進めてきた私、仲村の開会あいさつの後、木下武男さんから基調講演(下記に要約を次号と2回に分けて掲載)を受けました。
 その後、関西生コン支部から坂田副委員長から現下の弾圧状況として、組織犯罪対策課の動きと被害もない滋賀県の事件、マスコミ産経新聞のでっち上げ記事、逮捕されて黙秘すると保釈しないこと、労働組合の団結権・団体行動権侵害、継続する弾圧とその反撃の心構えと決意などについての報告がありました。2番手は、関西生コン支部から独立した関西クラフト支部と管理職ユニオン・関西から生まれた関西ユニオンの統合報告が、統合した関西ゼネラル支部の大橋書記長から、3番手は、東京の総合サポートユニオンから業種別職種別ユニオンをめざし、若者向けのブラック企業ユニオン、裁量労働制ユニオン、ベンダーユニオンなどを作ってゼネラルユニオンとして活動している報告を受けました。ベンダー(自動販売機)ユニオンの順法闘争、この闘争をツイッターで拡散、東京駅でのストライキ闘争、業界3社に広がった活動報告されました。最後に「業種別職種別労働運動の必要性」と題して、清水弁護士が若者の長時間労働・休日労働、学生のアルバイトなどの状態からユニオンの必要性と知ってもらいことを周知することなどを話しました。
 参加したなかまユニオンから自販機の山久分会からの報告、ベンダー業界の過不足金をめぐりそれを補填させている悪しきルールがあると声をあげて団交で改善要求をしている報告と支援の訴えがありました。






 当日のレジュメ――木下武男の基調講演、『業種別職種別ユニオン運動の今日的意義』(要約)(『コモンズ』、127号、2019/2/19)

http://com21.jp/archives/31944


   





   



      (写真:松原明さんのfacebookより。)
      「自販機産業ユニオン結成の宣言日」(2019年2月26日、東京)で激励のあいさつをする木下武男さん(「業種別職種別ユニオン運動」研究会代表)      




   
    ▽以下全文をお読み下さい。







 

(PDF版へ)

  ◇関西管理職ユニオン
    〒530-0044 大阪市北区東天満1-10-12 401号
    TEL 06-6881-0781



  ◇連絡先06-6948-6105(暁法律事務所 弁護士・中井)
    https://www.ak-osaka.org/event/1565/





 ◆更新(2018.11.17)






 ・と き 12月18日(火)18:30~21:00
 ・ところ エル・おおさか701号室


 ●基調講演
 業種別職種別ユニオン運動の課題と役割 木下武男(労働社会学者・元昭和女子大学教授)
 
 ●ユニオン等からの取組み報告
 ①関西生コンの運動と戦略  連帯ユニオン近畿地方本部
 ②ユニオンの統合と展望   連帯ユニオン関西ゼネラル支部
 ③総合サポートユニオンの運動戦略  総合サポートユニオン
 ④業種別職種別の労働運動の必要性  清水亮宏(弁護士)

 ・主催 関西「業種別職種別ユニオン運動」連絡会
    TEL:06-6948-6105(暁法律事務所弁護士中井雅人)
    住所:大阪市中央区北浜東3-14
    TEL:06-6942-0001
 ・資料代:500円


  ◇連絡先06-6948-6105(暁法律事務所 弁護士・中井)
    https://www.ak-osaka.org/event/1565/






(PDF版へ)


  ◆更新(2018.09.10)


  ☆中井 雅人  @nakaimasahito ・ 8月13日
 関西「業種別職種別ユニオン運動」連絡会
・プレ企画~介護業界の業種別運動に学ぶ~ 
・日時 2018年8月27日、18:30~20:30
・場所エル・おさか南館75 住所:大阪市中央区北浜東3-14 TEL:06-6942-0001
 ①介護保険制度の経緯と問題点 報告者 NPOみなと 大野ひろ子さん
 ②介護労働者の現状について 報告者 ケアワーカズユニオン 但馬けい子さん
 ☆業種や職種を軸に、労働者を広く結集し、業界を相手に労働条件の向上を求めていく運動を研究する会です。

  ◇連絡先06-6948-6105(暁法律事務所 弁護士・中井)
    https://www.ak-osaka.org/event/1565/





 

☆関西管理職ユニオン「機関誌FACE」(NO.49より)

 http://www.mu-kansai.or.jp/webkikanshi.html


  

 
 〈東京での研究会の発足とその活動〉

 
 昨年6月15日、東京で「業種別職種別ユニオン運動」研究会の発足記念シンポジュームがもたれました。
 呼びかけは研究者と弁護士で、「企業内の努力では、安定した雇用や賃金が期待できない労働者がますます増えています。非正規労働者や公務部門の臨時職員、小売・飲食などの『ブラック企業』の正社員、介護・保育・医療・教育などの専門職労働者、建設運輸の労働者などです。その分野では業種別職種別ユニオンが適切だと思われます。」とし、「業種別ユニオンがあるのは生コンや港湾など数少ない業界でしたが、最近では『ブラック企業』の正社員、小売・飲食のブラックバイト、エステテイシャン、塾の講師、介護・保育、公務の臨時職員、水道の検針者、クリーニング業界の労働者などのあいだで業種別職種別ユニオンが次々に創られています。貧困と過酷な労働が広がるなかで立ち上がった労働者たちです。」と現状分析し、関西生コン型運動と結びつけた労働組合運動の組織化の方向を提起したものとなっています。
 第1回例会は、クリーニング産業における業種別ユニオンの確立、エステユニオンにおける労使関係の展開。第2回は、出版産業における個人加盟ユニオンの現状と支援体制、個別指導塾業界の構造とユニオン運動。第3回は、全港湾のたたかいの歴史と産業別協約。第4回、イギリスー般労働組合の歴史から学ぶ、と定期的に研究活動を続けてきました。この8月25日からは「生コン関連業種別ユニオン」の3回連続講座がスタートしています。関西生コン支部の武建一委員長が関生労働運動の歴史とその核心とするところの講演がありました。

 〈関西での準備活動〉

 
  

 東京での「業種別職種別ユニオン運動」研究会の発足し、その代表の木下武男さんが、大阪労働学校の講師としてこられていたことから、関西でも昨年11月30日から集まりをはじめました。3回の集まりと「全港湾の産別協約について」の報告を全港湾大阪支部の樋口委員長から受けました。これまでの参加メンバーは、関西生コン支部、全港湾大阪支部、港合同や、大阪労働学校、学生の「働き方研究会」、若手弁護士、研究者、労働運動OBらです。管理職ユニオン・関西からは、私、仲村が参加しています。
 これまでの報告では、関西生コン支部から、昨年12月12日から18日のストライキ闘争後の大阪広域協同組合からの関生つぶし攻撃、それに雇われるヘイトグループ、組合の反撃についての説明がありました。
 また、これまでの議論では、協同組合的発想について、大企業や中小企業の労働組合、つまり企業別組合の延長としての労働金庫、全労済は住宅資金等の金利や貸し出し条件がちがう。民間銀行や保険会社と同じで、出発から協同組合の発想がない。介護職労働者の職種別ユニオンの必要があるが、組織化した経験はあるがことごとくつぶされた。非正規労働者の有期雇用労働者の5年ルール、女性・パート労働者の組織化から業種別職種別ユニオンの接点を見つけるのが難しい。産別協定や拡張適用、関西生コンの組織についての活用の視点がいる等々。

 く連絡会の発足を決める〉

 6月22日の準備の集まりで、以下の決定をしました。基本的確認は、東京の研究を柱とするのではなく、関西は運動を柱としていくこととしました。

 ◇名称
 関西「業種別職種別ユニオン運動」連絡会とします。労働運動の再生に向けた連絡会の発足を広く伝え、参加を呼びかけていきます。
 ◇目的
 1、実際にやり始めている業種・職種別運動・交流の組織拡大を図ること。
  ・「安心できる介護を! 懇談会」(介護労働者の交流)。
  ・トラック関連労組と経営者との懇話会。
 2、新に業種・職種の組合づくりの計画・労組間交流を図ること。
  ・新たに業種・職種を設定し取り組みへ:IT・SE職、清掃労働者など。
  ・参加労組の得意業種・職種への相談者の紹介。
 3、実践に役立つ研究・学習を計画すること。
  ・独占禁止法をたてにする労働協約拒否の動き。
  ・職安法44,45条に基づく労働者供給事業の理解の拡大と活用拡大。
  ・労働組合活動に抗議行動(民事・刑事免責)に対する、仮処分・損賠、権力弾圧。
 取り組み
  8月27日に「介護労働者」に対する取り組みを計画する。
 事務局と運営委員会を設置
  事務局は20歳台の木澤さん、20歳~30歳台の弁護士2名と年寄りの私です。
 (書記長 仲村実)

 
 ◆管理職ユニオン・関西 2018年度活動方針より

 
1, はじめに
(1)運動の基調は、昨年度の活動方針を継承します。
 ・管理職ユニオン・関西は、結成から20年が過ぎました。昨年度から原則として管理職・中高年齢労働者を組織対象とし、低所得の正社員労働者からの相談、加入に当たっては、関西ユニオンを紹介しその組織拡大に協力しました。
 ・この方針は、関西ユニオンと連帯労組関西クラフト支部との団結・合流の努力に協力するというものです。その他の個人加盟ユニオンとも可能なところは、団結を呼びかけて行こうというものです。そして、若手の専従活動家育成、増員について計画的取り組みを始めています。
 ・すでにコミュニティユニオン運動の限界として、いわゆる解決型ユニオンの組織規模の限界、貧弱な財政と専従体制、後継者困難がはっきりしてきています。その克服策として、団結・合流によって器を大きくし、未組織労働者の組織化のため専従体制と後継活動家の育成が重要となっています。
(3)関生型運動の全国化、「業種別職種別ユニオン運動」研究会に協力します。
 ・貧困・格差と闘う「業種別職種別ユニオン運動」研究会が、6月15日に東京で結成されました。関西での準備活動の開始にも協力します。
 ・関西生コン支部が勝ち得た政策闘争の成果に学び、企業内労働組合に変わる産別、業種別職種別組織を目的意識的に追求する活動に参加していきます。

 
  
  


 【この連絡会への参加の経緯】


 大阪労働学校アソシエ事務局長の木澤です。去年から東京の「業種別職種別ユニオン運動」研究会を中心的な呼びかけ人である木下武男さんが講義に来ていたので、その流れで関西での準備会への参加を呼びかけてもらいました。
 大阪労働学校アソシエは、哲学、政治経済学などの「ものの見方考え方」を学ぶ講座や社会運動論、労基法などを学ぶ労働運動基礎講座と、木下さんの労働組合の歴史を学ぶ講座や全港湾山元さんの労働運動理論講座、様々な系統的、理論的な講座を用意しており、 労働運動・協同組合運動と連携して、新しい時代の変革を担う主体の育成し輩出する研鎖の場です。
 「業種別職種別ユニオン運動」連絡会では、具体的課題を分析し、そこから可能な実践を引き出していく試みや、関生や全港湾などの産別の運動を一般化し、他の業種へ広げていくような実践的・運動的な取り組みができればと思います。東京の研究会は関生型運動や産別の運動に賛同する研究者や弁護士の方々の呼びかけで始まったと聞いていますが、関西では、準備会の段階から労働運動の活動家のネットワーク的な面があり、それぞれの組合が、今何を課題とし、どう取り組んでいるのか共有し、連携をとっていくような特色がありました。そういうわけで名称も研究会ではなく連絡会となっていますし、この連絡会のネットワークを拡大していく中で実際の運動の中でも、様々な共闘の枠組みができていくようになればと期待しています。

 【関生型運動について】

 この夏、去年に続いて労働学校では全国の学生を集めて合宿を行いました。そこで今の若い学生が武委員長のお話を聞く機会があったのですが、関生型運動の産業政策闘争や労供事業、「一面闘争、一面共闘」により中小企業の連帯と自立を労働組合が支えつつ協同組合運動を推進してきたこと、「他人の痛みを自分の痛みに」「一発やられたら三発返せ」、一人の仲間のために全員で闘う関生魂の話を聞き、「関生すげえ」、「武委員長かっこいい」とみんな関生と武委員長のファンになって帰りました。今の若者は既存の組織に入りたがらない、運動に拒否感を持っていると言われますが、展望をもって闘っている運動には今の若者でも共感するということを実感しました。
 
 【自らの役割・期待】

 今の若者世代は、貧困であること一生涯宿命づけられた“貧困世代”と言われています。年功序列・終身雇用といった日本型雇用制度が破綻し、先が見えない中、ギリギリ生きていけるだけの生活を維持するのに精一杯な労働条件(非正規・長時間低賃金労働の増加)と働きたくても普通に働くことを許さず短期間に使い捨てるブラック企業の蔓延といった労働市場の劣化など、かれらを取り巻く労働環境は最悪のものです。今こそ、若者世代に労働組合が働きかけ、組織することが必要であり、若者世代も労働組合を求めていると言えます。同じ若者世代として、今、学生ユニオンの結成や非正規層の組織化などに取り組んでいこうと考えていますので、また関西「業種別職種別ユニオン運動」連絡会で報告・提起させていただけたらと思います。
     (大阪労働学校・木澤)
 
  
  


 【活発に意見交換】


 
関西「業種別職種別ユニオン運動」連絡会の主催で、8月27日午後6時半から、エルおおさかで、「介護業界の業種別運動に学ぶ」という集会が開催されました。正確に言うと、集会といよりは会合に近いものであったようです。参加者は20名程でしたが、ほとんどの方が労働運動などに取り組んでおられる方で、活発な意見交換が行われました。
 集会では主催者の趣旨説明と挨拶のあと、NPOみなとのさんから「介護保険制度の経緯と問題点」と題する報告があり、この間介護保険制度がどんどん改悪され、介護が必要な人が介護を受けられない状態が広がっていること、良心的な介護を行っている事業者がどんどん倒産に追い込まれていることなどが報告されました。また、介護利用者が増えれば増えるだけ保険料が跳ね上がって行く形になっている制度設計そのものに問題があり、税金を投入すべきことも指摘されました。
 続いて、ケアワーカーズユニオンのTさんから「介護労働者の現状について」と題する報告がありました。ケアワーカーの人材不足、その原因としての低賃金と過重労働、職場における労働基準法違反の横行などについて具体的な話があった後、この間の介護保険制度の改悪がこうした状況に拍車をかけていることが指摘されました。また、人材不足への対応として、政府が外国人労働者の導入を進めているとのことでした。そして、こうした状況を打開するためには、企業を超えて横断的に.社会的に団結しなければならないと強調されました。
 その後議論に移ったのですが、活発な意見交換が行われました。


  【ケアワーカーの組織化】

 
いろいろな意見が出ていたので、とてもまとめきれませんが、私の印象に残ったのは、ケアワーカーをいかに組織化するかという議論でした。自分の労働条件の不満だけを言う人は転職していく人が多い。そうではなくて、介護という仕事にやりがいを感じ、より良いケアを行いたいと考えている人が、労働組合を作って職場を改善しようとしていることが多い。 だから、ケアワーカーの組織化は、単なる労働条件の改善ということに留まらず、利用者やその家族、そして地域住民との連携なども視野に入れて取り組む必要があるということが議論されていました。また、韓国におけるケアワーカーの組織化の紹介なども行われました。約1時間の議論で、話は尽きないようでしたが、会場の関係もあるため終了となりました。


 



  







  
   
      
   



 


編集人:飯島信吾
ブログ:ある編集者のブログ
企画・制作:インターネット事業団のホームページ
      現代労働組合研究会のホームページ
      インターネット事業団(本メールにご連絡ください)

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